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地方で不動産鑑定士として独立すると?

コラム

地方で不動産鑑定士として独立を検討されている方にとって、安定した収入源の確保は大きな関心事でしょう。その中でも、公的評価は、国や地方自治体からの依頼が確実に入ってくるため、非常に安定した収入源です。

特に、地価公示や地価調査といった業務は、不動産鑑定士の資格を持つ者が行うことが義務付けられており、一定の報酬が保証されています。これらの業務は、不動産の価格を公正に評価し、土地取引の円滑化に貢献する重要な役割を担っています。

公的評価のメリット

公的評価には、安定した収入以外にも多くのメリットがあります。

  • 独立開業のハードルが低い: 不動産鑑定士の資格を取得し、一定の実績(過去3年間毎年3件以上鑑定評価報告書を書いている不動産鑑定士)を積めば、誰でも参入できるため、独立開業のハードルが比較的低いと言えます。
  • 専門性を活かせる: 不動産に関する高度な専門知識を活かして、社会貢献できる仕事です。それだけでなく日本中いろいろな不動産の鑑定評価をできるのでいろいろなところに旅行(仕事!)ができます。
  • 需要が安定している: 不動産の取引は、経済活動と密接に関連しており、景気に左右されにくく、安定した需要が見込まれます。

具体的な収入について

公的評価の報酬は、案件の種類や地域によって異なりますが、地価公示や地価調査といった一般的な業務では、1件あたり6万円前後(メインのA鑑は63000円、そのペアがB鑑と呼び、59,000円になります。独立当初はB鑑だと思います)の報酬が期待できます。例えば、長野県の場合、地価公示の評価員は1人あたり年間約25件、地価調査は5件程度の割り当てを受けることが多いようです。

報酬額を調べる方法

公的評価の報酬額を具体的に知りたい場合は、以下の方法が考えられます。

  • 国土交通省のウェブサイト: 各都道府県の不動産鑑定業者の事業実績を調べる。(県ごとの総額や不動産鑑定士の平均年収) 
  • 都道府県庁への情報公開請求: 各事務所の業種ごとの具体的な報酬額・売上額や案件数などを詳細に知ることができます。

まとめ

地方で不動産鑑定士として独立する場合、公的評価は安定した収入源として非常に魅力的です。ただし、報酬額や案件数は地域や時期によって変動するため、事前にしっかりと調査することが重要です。

また、公的評価以外にも、民間企業からの依頼や相続税評価など、さまざまな業務があります。独立開業を検討されている方は、地域の不動産市場や競合状況なども考慮しながら、慎重に計画を進めていきましょう。

次回は公的評価4兄弟の地価調査について、解説したいと思います。

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